働き者ブログ

気を抜くとすぐサボってしまう自分に自戒の念を込めて・・・

【恋愛ネタ】出会いのチャンスをゲットする新提案「ラブラブマーク(仮)」

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Photo by Dennis Skley

 

イントロダクション

こんにちは。

世の中、晩婚化や未婚化が進んでいるようだ。TVやネットでも結婚を切望していたり、婚期を逃してはならない!とあせってたりする人の話なんかを時折見かける。

僕の周りでは「いい相手を見つけたい!」「結婚したい!」と言っているのは、特に女性が多い。僕自身がアラフォー世代なので、知り合いの女性もその年齢層の人が多いのだが、やはりその年代で結婚していなかったら色々と不安が頭をよぎるのだろう。「コンパ開いて!」「だれかいい男いない?」という話題はこの年になってもよく振られる。

一方、結婚していない男友達からはあまりそういう話題が出ない。「誰かいい女いないか?」っていうことも最近はあまり言われない。男の方が女よりひっ迫度合いが弱いのかな?男の方は子供を産むわけでもないので、「まあ、ここまで来たらなるようにしかならないよ」と思っているのかもしれない。

いずれにしても、多くの人が共通して言うのが仕事場や身の回りではいい出会いがない。どこかに誰かいないのか?ということだ。日中多くの時間を費やす場所に希望が見えないので、別の場所で新たな機会を求めているのだ。

 

 

街コン。それは合法のナンパ場

さて、ちょっと話題が飛ぶのだが、最近街コンを仕切った友達と話す機会がありその話がなかなかに興味深かった。

街コンとは簡単に言うと、恋人を求めている男と女が開催地の町に集団であつまって、メシを食ったり飲んだりするでっかい合コンのことだ。規模が大きいものだと数百人~数千人が集まるらしい。あらかじめ街コン主催者によってイベント中は自由に飲み食いができる店が指定されており、参加者の男女はいろいろなお店に移動しながら気の合いそうな相手を探す。相手が見つかったら一所で語らうもよし、別のお店へ移動して飲み直すもよし。お店側は、イベントに参加することで普段来店しない客からの売上が見込める、というメリットがある。(そもそもは町おこしのために生まれたイベントらしい。)

その友人が開催した場所は東北のとある街だったのだが、曰く、普段人の少ない地元の駅に、恋人を求める男女が数百人単位で集まる姿は圧巻だった、とのこと。それだけ街コンはいま集客力があるイベントなのだそうだ。

彼の言葉で印象的だったのは街コンは言わば”合法ナンパ場”ということ。(別にナンパって違法じゃないんだけどw)

一応参加者は男も女も相手を見つける為という共通の目的の元でイベントに来ているので、声をかけることのハードルが低いのだろう。男も女もみんな求めることが一緒であれば、そこまでの気遣いは無用だ。奥手な人だと、「こんばんは、隣で飲んでもいいですか?」⇒「ええ、どうぞ~」という流れを作ることですら結構な障壁だと思うのだが、もうそのお膳立てはすでに済んでいるのだ。あとは一緒に飲んでて楽しい話題を繰り広げられるかどうかだ。(まあそれにはまた違ったスキルが必要なんだけどね。)

 

出会う機会を増やし、声を掛ける為の施策

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Photo by Denise Mattox 

で、そんな世相や街コンの話を聞いて一つ思いついた。男も女も出会いの機会がない、っていうのとナンパ(声をかける)ってのがハードルだったら、恋人募集の意図が分かる「印」でも持ち歩けば良いのでは?と思ったのだ。仮にその名前を「ラブラブマーク」とでもしよう。

世の中にはそういう自分の立場や意思を表示するマークって色々ある。「お腹に赤ちゃんが居ます」のマタニティーマークだったり、新米ドライバーが付ける若葉マークもそうか。赤い羽根やら乳がんのピンクリボンとかも似たようなものだし、なんか手首に付けるホワイトバンドとかもあったよな。

で、同じように”恋人募集をしていることが分かる「ラブラブマーク」だが、それもバッジでもキーホルダーでも札でも指輪でもいいから、人から見えるところに着ける。できればそれが可愛いかったり愛着が持てる感じがいいだろう。で、男子も女子も、それを付けている相手には声を掛けても掛けられてもいい、というルールとする。

ここでミソなのが、それを公にやっても恥ずかしくもない素地を作らねばならないということだ。例えばマタニティマークがなかった時代にある女性が「わたくし妊娠しています」という自作のマークを下げていたら、周りの人は(うわ…なんか変わった人が居るな…)と奇異の目で見ていただろう。妊娠していることを周囲に分かってもらう、という意味では全く同じ行為であっても、一人でそれをやると変人の烙印を押されるのが今の日本の風潮だ。これらで大事なことは、街コン同様、”周りが変だと思わない空気”を作ることなのだ。赤信号みんなで渡れば怖くないの心理だ。世に浸透しつつあるそういう運動は、国なりNPOなりが拡散・浸透する努力をして新しいスタンダードを作ったからであろう。

「ラブラブマーク」で恋人募集していることが明らかにでき、その意思を表明していることで世間様からも迫害にあったり寒い目を向けられない。そういう素地ができれば期間や場所を区切った街コンの治外法権的な状態を、あらゆる場所やタイミングで理解してもらえるようにならないだろうか?

以前アパレルのBEAMS”コイクール”というアプリをつくったことがあった。アプリを入れたもの同士がすれ違うと、お互いのスマホがピロリ~ン♪と通知が来る。そこからまずはチャットを始めるもよし、気が合えば実際に声をかけるもよし…みたいなアプリだったかと思う。

ただ、このアプリがその後大して話題になっていないことを考えると結果も言わずもがな、なのかな。発想自体はこれとも似ているが、ラブラブマークはもっと端的だ。見れば分かるから。しかもチャットとか介さない。直接話しかけるだけ。

 

ほんとにやるとしたら

ただ、これを実施すると、気の合わない変な人から執拗に声を掛けらたり、別の意図で悪徳業者に利用されたりするのでは?と言う話もすぐ出てきそうだ。現にマタニティマークだってそういう被害が出てきているわけだし。マークを付けた人がこっそり写真で撮られてりして「結婚したがっているおっさんハケーン!!必死すぎwww」とかTwitterで晒されたりね。

なのでラブラブマークも付ける場所はちゃんと選んだりする必要がありそうだな。もしくは本人確認したり一定条件をクリアしてないとマークをもらえない、とかか?

そしてこれを一体だれがやるのか。国か?民間か?例えばゼクシィの付録とかに付けるのはどうだろうか?もしくは街コンでいい相手が見つからなかった!という結果を迎えた人への景品として配る、とかはどうだろう?

いずれにしても未婚化、晩婚化、少子化の問題は話題に事欠かないわけだし、その現状を打破したい人もたくさんいるのだ。ただ身に付けることで圧倒的に出会う数が増えた!ということになれば一定の評価は得られるはずだ。そこに商売のチャンスもありそうだ。 うまくやれば面白いことが出来そうな気がするのだが。

 

ラブラブマーク、どうでしょう。

え、名前が悪い?すみません、それはあくまで仮称なんで。

ムリがあるかな?良いと思うんだけどな~。

 

 

 

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