久々にmixiにログインしてみて思ったこと
こんばんは。
私、2013年は割と楽しくFacebookに投稿をしていました。
しかし、最近どうもその気持ちが失せてきてしまいました。
理由は大きく二つあり、
・あんまりプライベートのことを見せたくない人が出てきちゃったこと、
・友達の投稿が減ってきたこと
の2点。
これのせいで何だか居心地が悪くなってきちゃったわけです。
1個目の方は、よくあるソーシャル疲れの例に上がる
「上司に申請されてしまい…いやいや了承してしまった」
みたいなやつです。
これのせいで何となくバツが悪くなり、好き勝手なネタとかを書けなくなっちゃうんですね。
さらに2点目が、追い打ちを掛けます。
どうもひと頃の活気が無いように思えます。
これは私の体感値でしかないのですが、
以前と比べ、最近はアップする人が減り、
かつて記事を上げていたあの人この人を
結構な勢いで見なくなった気がします。
(フィードを見逃してるのかな??)と思って
その人のページまで行っても、やっぱり記事は上がってない。
投稿をしなくなっているようです。
そして、そのせいで相対的に友人以外の、
企業フェイスブックページの比率が多くなりました。
こうなると”情報を得る場所”としては機能しつつも、
”友達とのつながりを楽しむ場所”ではなくなってきた感じです。
こんなことをぼんやり考えてるうち、
(そういえばオワコンと言われ久しいmixiはどうしてるのかな??)
とひさびさに開けてみました。
「おぉ……」
…思った以上に、閑散としています。
タイムラインにもほとんど最近の投稿はなく、
あったとしても他SNSとの連携しているものが
流れているぐらい。
人のいなくなった廃屋に、犬や猫が住み着いたような、
そんな印象を受けました。
自分の日記も最後が2011年で止まっています。
もっとも盛んにやっていたのは2006年~2008年ぐらい。
自身の結婚報告やら、引っ越しの報告やら、
人生の割と大事なイベントをこのmixiを使って
告知していたことを思い出しました。
かつてはメインストリームと呼ばれていたこの場所も
今はまったくひと気のない場所になっていました。
…何とも言い難い寂しい思いを胸に、
私はそっとブラウザのタブを閉じました。
ああSNS、人が離れるとこうやって死んでいくんだなぁーー。
ナウシカのユパ様が映画の冒頭でいうセリフ
「また一つ、村が死んだ…」よろしく
「また一つ、ソーシャルが死んだ…」です。
そして次の瞬間にふと思います。
「これで、仮にmixiがサービス停止になった場合、
アップした日記なんかはそのまま一生見られなくなっちゃうのか…?」
サービスがなくなるとなる以上、新たな機能追加は考えにくいので、
どこかにサービス統合とかがない限り、そうなる可能性はあるでしょう。
さんざん保管庫にものを預けて、最後にそれが取り出せなくなるようなものです。
そう考えると、陰りの見えてきた(と勝手に思っている)
Facebookも今後どうなるんでしょうね?
同じような道をたどるのかが、急に心配になってきます。
日本でも爆発的に流行ったFacebookに
ライフログを残している人は、それはもう沢山いるはずです。
「子供が生まれたときからその成長の過程をあげていた人」
「会社の立ち上げから人が徐々に増えていく様子を記録していた人」
そんなログにアクセスできなくなる、という事態になったら
個々人にとっては結構な痛手だと思うんです。
いずれのサービスでも必ずや飽きられ
衰えが来ると言われているのがSNSの世界です。
そんなところに保険(バックアップ)や出口(エクスポート経路)
のない状態で大切なライフログを残し続けるのは、
何とも危うい気がしてきました。
そうだとすると、
ライフログを残し+他の人と共有するのは
ブログでやるのが一番安心な気がしてきますね。
もっともブログサービスも民間企業であれば
潰れてしまう可能性があるので、
安全を鑑みればやっぱり自分でサーバー立てて(借りて)
ドメインも取得してとやるべきなんでしょう。
何かしらの救済の措置があるかも知れませんし、
そうそう、簡単に店じまい、ってことは無いと思いますが、
mixiの現在をみて、ちょっと心配になったので書いてみました。
つい先日も、電子書籍の分野で
記事が話題になりました。
サービス停止なんていう不測の事態を考えてばかりでは
SNSや新しいサービスなんて利用できませんが、
「いつか終わりがくるもの」だとしたら、
その付き合い方もちょっと見直しても良いのかな、
と思えたわけであります。