惚れた農家から野菜買う時代
こんばんは。
奥様が「やさい便」なるものを頼み、今朝届きました。
レシピ共有サイトのクックパッドが運営しているサービスで、
生産者である農家から野菜が直接自宅に届くというものです。
今日届いた野菜たち
このサービスの特徴に、欲しい”野菜”を選ぶのではなく”生産者”を選び、
その生産者が選ぶ野菜が”おまかせ”で送られてくる、というのがあります。
僕もそうなんですが、普段スーパーやら八百屋に行った際、
手に取る野菜って案外偏りがあるのかもしれません。
それが、一番食べごろな野菜がおまかせで送られてくることで
献立ての脱マンネリにもつながる、ということらしいのです。
「でも使いづらい・使ったことがない野菜がきたらどうするの?」
と思ったのですが、そこはクックパッドの160万種類あるレシピを見て作ってね、
ということらしいのです。なるほど、よくできています。
全国の農家とクックパッドがタッグを組むことで、
- 農家は通常の卸値寄りも高い(小売りに近い)金額で売れる、
- クックパッドは間でマージンが取れる、レシピサイトへ誘導できる、
- ユーザーは取れたてでおいしい野菜が自宅に届く、
という三方よしのビジネスモデルのようです。
ユーザーはサイト上で、農家を人気順(☆5つで評価されている)で
選ぶことができたり、買う農家も週ごとに変えることもできる、など
細かいところもweb屋のノウハウが活かされて良くできています。
あと、細かい商品選びをしなくてもいい、というのが
お買い物の醍醐味を逆転する発想でおもしろいなと思いました。
ユーザーとしては、
選べる農家(野菜)の種類が少ないとリピートしない、
一方の農家は、
サイト内の競合が増えると定期購入者が減り、
少量の個配で手間がかかり、大した売上に繋がらない、
この、ともすると相反する両者の間で舵取りするのが、
運営者であるクックパッドの課題でしょう。
あとは、農家とユーザー間のつながりをより濃くするための
付加要素とかを付けるといいのかなあ。
生産の過程を農家側が見せられる仕組み、とかがあると、
ユーザーのファン化に繋がるのではないでしょうか。
とりあえず、夕飯で食べたレタスとトマトはとてもおいしかったです。
上記の内容で1,600円(+送料)と決して安くはないですが、
全体の満足度は悪くないかもしれません。
今後継続するかは…少し検討してたいと思います。