ごちそうさまでハッピーに
こんにちは。
昨日、ごちそうさまを言う言わないの話題で
炎上している人がいましたね。気の毒なことです。
僕はあのぐらいのツイートで
叩く方の気持ちの方が解せないのですが、
その点については、いろいろなブログやまとめなどで
意見が飛び交っているので、ここではそれは論じません。
ここでは少し見方をかえて、
「ごちそうさま」という感謝の言葉が、
「礼儀」としてでなく自分の心にかえってくるものだとしたら、
「やっぱ言っても損はないかもなーー」って
頭に切り替わるのではないか、という提案です。
今年の正月ダラダラとテレビをつけていた際、
NHKで白熱教室という番組で「幸福学」というのをやってました。
内容は、
「人が幸福を感じるのはどういう行動をとったときか」
を脳波とか調査しながら科学的に探究する、
というようなものだった気がします。
(詳しくは、その回をまとめて下さっているかたがいるので、
そちらをご参照ください。ガリラボ通信: 幸福を感じる条件)
その内容で興味深かったのは、
「人に感謝することで、自分の幸福度も増す」
ということでした。
「人から”感謝される”と幸福度が増す」
という理屈は何となく分かる気がしますが、その逆もしかりらしく、
「自ら人に感謝すると、それは自分の幸福度につながる」
ということです。
なるほど、周囲の人によく感謝してる人が、
幸せそうなのはそういうことだったのですね。
僕は日頃から「ありがとう」だったり「ごちそうさん」を
口にするようにしていました。それこそ牛丼屋でも喫茶店でも。
店員から返事がないことも多いですが、
それはどちらでも良いのです。
飯を出してもらって、それに自分が感謝して、
能動的に発する言葉だから、相手の出方は関係ないのです。
(もちろんそこで返事があった方が、より気持ちはいいですが。)
さらに感謝することで、それが自分の幸福度に
かえってくるなら、言わない手はない、と思うわけです。
正月そのTVを見てから、ますます励行するようにしています。
炎上した人は牛丼屋でごちそうさまを言うことは
「不必要なレベルの礼儀」と考えていたようですが、
「感謝を伝えることで自分もハッピーになっちゃうよ!」
と思っていれば、今回のことは避けられたかも知れんですね。
常に感謝は忘れないようにしたいものです!