オチのない話
こんばんは。
今年の目標で毎日ブログを更新すると掲げ、日々文章を書いていて思う事があります。それは『文章のオチをつけるのが難しい』ということ。
世の中に数多あるブログにおいて「個性」や「主張」は大事と言われています。僕が日々読んでいるブログも「はぁ~なるほど!こんなこと知らなかった!」と思うようなものであったり、「ああ、この手のネタはこういう書き方をすると良いんだな~(メモメモ)」と勉強させてもらうものだったり、あるいは「良くこのクオリティでこんな量のアウトプットできるよなぁ~」と感心させられるものだったり、様々です。
書き手の立場としては、せっかく書くのなら誰かしらに読んでもらい、何かの役に立ったり、何かを感じとって貰いたいと思います。他人に自分の意思を伝えるならば、ある程度「文章において言わんとすること」が分かってもらえるよう努めることが”理想”ではあるでしょう。
ただ、なんだかモヤっ~と思っていることを伝えたいことも、あると思います。例えば、”まだ考えがまとまってない。だけどある物事について問題意識が芽生えた!それだけでも誰かに伝えたい!”って思うこととか。
問題に対し解決策だったり、読み応えのある批評なんて全然まとまってないけど、それでもいいから「こりゃ~イカンだろ!」とか「これってスゴいよね?」「こんな発見があったから聞いて!」って誰かに伝えたいということ、ないですかね?
しかし、そういう考えがまとまっていない思いや衝動は、Twitterとかの短い文章で呟くだけなら書きっぱなしでも良いと思うのですが、ブログの場合だと一定の文章の最後には、ある程度の問題解決の提案だったり、オチ(落としどころ)が求められます。文章の色や方向を決める意思がないと読む人も腹落ち感がないから。
そして、そういう事を意識すると俄然ハードルが上がるんですよね。読み手の人から、「で、コレ結局言いたいこと(論旨)は何なの?」という声が聞こえてきそうです。自分でも書いていて考えがまとまっていないので、文章の方向付けができない。とあるテーマで書き始めたけど落とし所が定まらず、いつまでも文章をの終わりを結べない、延々と続くグルグル作業にハマっていく。。僕のよくハマるパターンです。
ただ、そんなことをモヤモヤと考えすぎて書くのを止めてしまうぐらいなら、いっそまだ未熟な考えやまとまりのない文章であっても発表をしてしまったほうが良いのかも知れません。「大したオチや結論はなないよ。」という開き直りです。
アクセスもなくコメントもなければ、それまでの文章だったってことです。もしかしたら「結論はこうだ!」「こう思うんだ」と立派な主張がない文章でも、何かを感じ取って貰えるものはあるかも知れないし。
SEOとかを勉強すると、検索に強いのは『タイトルはキャッチーで分かりやすく』『読み手の問題解決となるような有用なコンテンツであるべき』など色々と難しいことを言われます。しかし日常の体験がどれも都合よく”人様に有用”なわけはありません。
なので、毎日のことなので、もう少し開き直って「毎度毎度、気の利いたオチなんてないよ」ぐらいの気構えでやっていっても良いのかな~と思います。
トライアル&エラーはまだまだ続きます。
記事を読込中...