自然検索からのアクセスを増やす記事タイトルの付け方
今年1月半ばにブログを立ち上げて約半月。
一昨日アップした記事でアクセス数ににわかに動きが出ている。
ほとんどなかった自然検索の流入が増えここ2日、60件/日を上回っているのだ。数自体はまったく大したことはないのだが、これまで日のアクセス数が、毎日一桁台だったことと比べると祭りのような状態である。
これまで体験したことないアクセス数に浮かれる気分を抑えつつ、その理由を考えてみた。恐らくそれは「タイトルの付け方」にあったのではないだろうか。
これまでの記事と相違しているのは、
- タイトルに固有名詞を入れたみた
- タイトルを複数ワード入れて絞り込んだ
- トレンドの話題と分かるタイトルにした
といった点。
ひとつずつ見て行こう。
1、タイトルに固有名詞を入れたみた
これまで上げた20数個の記事タイトルを振り返ってみる。
「出会って0秒で離脱」
「たとえば粋な小咄のような」
「毒をもって毒を制す」
「ブログを書く目的」
など。
分類すると、
・絶対に検索されることがない謎なタイトル
・ものすごく平凡なタイトル
のどちらかであった。
個人的には気に入っているのだが、検索エンジンの相性的には、まったくのNGタイトルであろう。
一方、今回アクセスが来ているのが「マックのハッピーセットでトミカをコンプリートする確率」というタイトル。マック、ハッピーセット、トミカ、などこれまでにない固有名詞を入れてみた。これにより検索者の探す意思に引っかかる目印になったのであろう。これが今までのように「8回のくじを重複させずに当てる確率」などというボヤ~っとしたタイトルであれば、この記事に辿り着く人はほとんどいなかったはずだ。
2、複数ワード入れて絞り込んだ
マックにしてもトミカにしてもものすごいビッグワードだ。これらを一つずつ使っていても、他のページにおよそ太刀打ちできない。ただ、複数個ワードを入れ条件を限定したことで、”検索者が見つけたいもの”により近づけることができたのだろう。
Google検索で使われた語群は下記の通りで、今回のタイトルに使った語で検索していることが分かる。
3、トレンドの話題と分かるタイトルにした
マクドナルドのハッピーセットのページを見ると、発売を開始したのが1月の24日からだったようだ。本当は単純に確率の話題を書きたいだけだったのだが、使ったネタがたまたま売り出したばかりで検索者も多いホットな時期であることに違いない。
ただ、これまでも巷で話題になっているネタを記事に扱うことは度々あったのだが、つけたタイトルが悪く、そこからどんな記事内かを読み取ってもらうことができなかった。結果、検索から流入することは殆どなかった。(ex:STAP細胞の発表があったときに書いた記事もタイトルを「素晴らしいニュース」としていた。これでは検索してもらえることは無いわけだ。)
今回は話題のネタを使い、さらにそれが分かるタイトルだったので、検索者の興味の対象である、と認識してもらえたのだろう。
まとめ
これまでの半月間、記事を読んでくれるのは、数少ない読者の方と、自分が所属するグループの人ぐらいで、その為、訪問者は日に数件であった。
ブックマークをしてもらえるほど、"後で振り返りたい"・"時間をかけてゆっくり読みたい"中身の濃いコンテンツもないため、実際どうすれば人に読んで貰えるのか?と手詰まりを感じていた。
そんな中、hatena界隈からではなく、”自然検索からの流入”が見込めることが分かり、一つのヒントを掴んだ気がする。
上記3つはいずれも「検索者の”解”があることを示したタイトルにする」ということだ。奇をてらうことなく、検索者の知りたい内容が含まれると分かるようなタイトルを付けるのが一番の正攻法と言えそうである。